イーチオ



とあるお城とその城下町で普及する量産型雑用ロボット。
名前は型番しかないが、町の人々は親しみを込めて「イーチオ」と呼んでいる。
得意なことはモップ掛けで、それぞれが一つずつ専用のモップを持たされている。
雑用以上の器用なことは得意ではなく、喋ることもできないが、
仕事を忘れ町を歩き回ったり、時に人を想ったり、
まるで子供のように振舞うときもあるのが町の人々から親しみを受けている理由の一つでもある。