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モノノケ






現代社会に存在する、不可思議な生き物たちの総称。一般的に、人の目には見えない。
その正体、起源などは定かではないが、
古くから人間社会に見えずとも強く影響を与えてきたらしい。
人型を模したもの、動植物の形をしたもの、不定形のものなど、姿かたちは様々である。
人に害を為すもの、友好的なもの、マイペースなものなど性質も様々であるが、
害を為すものの大半は人による呪術で使役され、
意志に関係なく悪事を働くものであるとされる。

呪術



特別な儀式、手順を用いて人に呪い、まじないをかける方法。
この世界では呪いを人に運ぶ方法としてモノノケが利用される。
表沙汰にはならないものの通常より呪術による事故が多く、
呪術を生業とする者たち、それから人を守る職の者たちもまた
多く存在する。
イレズミ





一般の人々には手に負えない、害を為すモノノケを退治する者が入れる刺青。
通常の刺青と異なり、入れることによりモノノケの可視化、超的な能力の獲得などが見込める。
もともと素質の無かった者が必要に応じて入れるものなので、
モノノケ退治を生業とする者の中にはイレズミをしていない者もいる。
モチーフ、形は特に定められておらず、当人の信念や好み、彫師の気分などで決まっているらしい。
モノノケ退治用の刺青があるように、呪術を使うものの為のイレズミもまた存在する。
旗手御隈家





呪術を生業とする者たちの中でも、特に強力な力を持つ家の一つ。なこゆしの実家でもある。
日本に古くから存在し、呪術、暗殺術、まじないを用いて歴史の陰で要人たちを支えてきたらしい。
長い歴史の中で幾度と分家し、なこゆしの実家は呪術専門を取り扱う家となった。血族の他に多くの門下生、弟子を抱えている。
家の中で独自の神を崇める信仰を持っており、この家が強力な呪術を使えるのはその為であるとされている。
代々旗手御隈家当主は代々男のみが継げ、「その生涯の最後を悲惨な死で閉じること」が運命付けられており、
一家で呪術を扱うことの代償、神との契約ではないかと噂されるが、真相は定かではない。
術を使う者の家の決まりとして、素性を知られないよう顔を覆い隠す習慣がある。