（左）

年齢：二十代後半くらい/身長：187cm/体重:89kg

日本文化が大好きな異国人。母国ではニホンカラテの段位を持っているらしい。
日本語はそれほど堪能ではないが、アイサツはとても元気。礼儀正しい。わりと純粋。

幼い頃自宅の倉庫で発見した古びた琵琶を常に持ち歩いており、
自分がサムライの血を引いていると信じて疑わない。
演奏の腕前もほぼ独学ではあるがなかなかのもののようだ。
母国のとある出来事がきっかけでその琵琶がモノノケの一種だと判明してからは、
彼（？）のことを相棒と呼んでいる。

その琵琶に関するとある大事な物を探すため、妹のステイシーと共に海を越えてやってきた。

（右）

年齢：十代後半くらい/身長：168cm/体重:65kg

カワイイものが大好きな異国人。アンドリューの妹。
ナイスバディを持ち合わせているがまだ日本で言う高校生。
大変マイペースできまぐれな性格。好きな物には夢中になるとすごいらしい。
アンドリューほど日本に没頭してはいないが、日本のオシャレとカワイイには興味がある様子。
ちなみに彼女のカワイイのアンテナはとても広い。

兄のサムライ血筋説は呆れて半ば流し聞く程度だったが、大事な探し物については協力的。
探し物半分、留学半分で兄のアンドリューと共に海を越えてやってきた。
滞在中はまといと同じ高校に留学生として通っているようだ。

（真ん中）

年齢：百数年？/性別：不明
琵琶のモノノケ。アンドリューの見つけた琵琶そのものである。
人語を話すことはないが、アンドリュー・ステイシーには言いたいことが不思議と伝わるようだ。
長い間ハテタミクマ家の倉庫でただの琵琶として眠っていたが、
とある出来事でアンドリューによって再び呼び起される。
仲良くしていたモノノケのお友達が居たようだが、長いこと会えておらず寂しい思いをしているらしい。
もともと日本にいたモノノケだが、異国の生活ですこしハイカラになり、
ステイシーからもらったポシェットを腰に下げている。

◇アンドリューはサムライ血筋説を信じているが、実際旗手御隈家と遠い血の繋がりがある。
遠い昔外国へ渡った旗手御隈家の者がおり、
渡った先でそのまま結婚して移住したのが二人の旗手御隈家のご先祖。
琵琶と琴の名手で、一流の呪術師だったらしい。
時を重ねるごとに血は薄くなってゆき、今ではおそらくはの字程度にしか血は残っていない。
しかしその血の持つ体質は引き継いでおり、イレズミを入れることなく
モノノケの存在を視認でき、触れることもできる。

旗手御隈家の歴史では当主の運命から逃げたものは死んだことにされるので、
その先祖が外国に渡ったことは闇に葬られている。
国に残された妻の呪いで死んだ、海に落ちた、実は死んでないなど様々な噂が一時流れたが、真相は闇の中である。